書評

2013年4月21日 (日)

「スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション」に学ぼう

スティーブ・ジョブズに関する本は山のように出版されたが、一押しはカーマイン・ガロ(Carmine Gallo)の「The Innovation Secrets of Steve Jobs: Insanely Different Principles for Breakthrough Successスティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則)」だ。Galloの前著「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則」は世界的なベストセラーになったが、その内容が単なるプレゼンのコツという枠を超えていると評判になり、本書の執筆につながったそうだ。

まさに、「スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション」は、ジョブズ流の秘密に真っ向から取り組むものだ。

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2013年4月 7日 (日)

「The Spirit of Kaizen」を読んで改善の威力を知ろう

以前の記事(「脳が教える! 1つの習慣」を読んで目標達成のコツを学ぼう: ライフサイエンス英語を学ぼう)で紹介したロバート・マウラー(Robert Maurer)の最新作が、「The Spirit of Kaizen: Creating Lasting Excellence One Small Step at a Time」である。「脳が教える! 1つの習慣」と同様に「改善」の方法を個人の成功に結びつけるというのがテーマだ。

以前の本が、改善の手法別の章立てあったのに対して、今回の本は「改善」の手法を活用する場面別の章立てになっている。様々な状況に合わせた応用法が分かるような構成だ。(逆に同じ手法が何度も登場する)

本書で取り上げる考え方の根底は、innovationかkaizenかだ!


何かを変えようと思ったら、大きな変革を行ってはならない。大きな変化には、やがて耐えられなくなって元に戻ってします。改革は、小さなことから少しずつ積み上げていかなければならないのだ。

 

このように「改善」は、リスクも少なく人々の抵抗にも遭いにくい。そのためどのような組織でも試してみることができる。この本を読んでじっくり研究し、ぜひ活用してみよう。

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2013年3月24日 (日)

「脳が教える! 1つの習慣」を読んで目標達成のコツを学ぼう

以前の記事(本田直之「人を動かすアフォリズム」90 を読んで読書のコツを学ぼう: ライフサイエンス英語を学ぼう)で紹介した「人を動かすアフォリズム」90ので紹介されている本のひとつに「脳が教える! 1つの習慣」がある。

この本のプロローグにある「改善」の話はとても印象的だ。「改善」とは、戦後の日本製品の品質を飛躍的に向上させた一種の方法論である。戦後日本の専売特許のように思っていたのだが、実はルーツはアメリカであるということだ。第2次大戦に参戦するにあたって、物資の供給力を短期間に増やす必要があったアメリカは、ある新しい試みを行った。それが後の日本で改善と呼ばれるようになった方法である。

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2013年3月10日 (日)

本田直之「人を動かすアフォリズム」90 を読んで読書のコツを学ぼう

本田直之さんは、「レバレッジ・リーディング」で大ブレイクした読書の達人である。年間400冊以上も読むそうだ。

本書(本田直之「人を動かすアフォリズム」90)は、その本田さんが30冊の本を紹介する本である。さすがに達人の紹介だけあってポイントを心得ている。

この本は、かなり凄いかもしれないと読みながらもどんどん引き込まれる感じだ。

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2013年3月 3日 (日)

「モチベーション3.0」に学ぼう

最近の柔道女子日本代表チームの暴力問題を考えると、この国ではトップアスリートの世界でも、「モチベーション」のコントロールの仕方を知らないのかと思って愕然とする。

世の中が複雑かつ高度になるにつれて、「モチベーション」の果たす役割が大きくなっている。「モチベーション」は、一種のイメージトレーニングのようなものである。理想的な次の行動を思い描くことによって、目標に対してしっかりフォーカスできる。特にトップアスリートにとっては、極めて重要なもののはずだ。

ダニエル・ピンク著の「モチベーション3.0」を読むと、モチベーションとは何か、また、それを高めるためにはどうすればいいのかがよく分かる。

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2013年2月17日 (日)

ポジティブ心理学の生みの親(マーティン・セリグマン教授)に学ぼう

以前の記事(The Happiness Advantage(幸福優位の法則)を学ぼう!: ライフサイエンス英語を学ぼう)でも述べたが、1998年に米国心理学会の新会長に就任したマーティン・セリグマン(Martin Seligman)教授は、新しい学問の方向性としてポジティブ心理学を提唱した。これまでの心理学の研究は、ほとんどが心の病気を持った人を対象にしたものだった。しかし、病気の人を正常に戻すことが出来たとしても、それが必ずしも幸福を意味するわけではない。

普通の人々をより幸せにするためにはどうすればいいのか?

一見当たり前のような事が、心理学の研究課題としてあまり取り上げられていないことに気づき、これを本格的に研究するよう提唱したのがセリグマン教授だ。

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2013年2月10日 (日)

「最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと」を学ぼう

以前の記事(「採用基準」を読んでリーダーシップを理解しよう!: ライフサイエンス英語を学ぼう)で書いたように「採用基準」を読んでリーダーシップの重要さを学んだが、同時にそもそもリーダーシップとは何かという疑問も感じた。そこで次に、「最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと」を読んでみた。著者は、「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」などで有名なマーカス・バッキンガムだ。ちょっと異色のリーダーシップ論ではあるが、この著者らしい幅広い調査と鋭い解析による結論はシンプルかつ極めて有用だ!

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2013年2月 3日 (日)

チクセントミハイ教授の「フロー理論」を学ぼう!

ハンガリー出身のミハイ・チクセントミハイ(Mihaly Csikszentmihalyi)は、少年の頃、第2次大戦の戦禍で悲惨な体験をする。その後、スイスでユングの講演を聴いて影響を受け、英語も話せないのにアメリカに渡って心理学の勉強を志す。苦学してシカゴ大学を卒業、さらに学位を取得した後は、昔からの疑問の答えを探し始める。それは、何があれば人生は生きるに値するものになるのかという疑問だ。少年の頃、戦争による悲劇から立ち直れないでいる大人たちを見て心を痛めていたのだ。

そして、フロー理論を打ち立てるに至る。チクセントミハイ教授の「フロー理論」は、ポジティブ心理学の研究の流れの中でも、もっとも多くの人に影響を与えていると言えるだろう。

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2013年1月20日 (日)

「採用基準」を読んでリーダーシップを理解しよう!

勝間和代さんがサポートメールで「採用基準」という本を紹介されていたので読んでみて、その内容にビックリした。一言でいえば、何よりも大切なものはリーダーシップだということである。「リーダーシップ」がそこまで決定的であったのかと改めて考えさせられた。まさに衝撃的な内容だ。

著者は、元マッキンゼー伊賀泰代さん。マッキンゼーからまた凄い人が出たかと思ったら、その秘密もこの本の中にあった。「リーダーシップ」だ!

著者によると、日本にはリーダーシップの総量が足りないそうだ。なるほど、日本にはろくな人がいないと思うのもそのせいだと納得できる。

マッキンゼーは、分析能力や問題解決能力が鍛えられる会社かと思っていたが、どうも、リーダーシップを鍛えられる会社のようである。それが、優れた人をたくさん社会に送り出す秘密である。

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2013年1月13日 (日)

心理学の研究から「ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則」を学ぶ!

ポジティブ心理学の第一線の研究者であるバーバラ・フレドリクソン(Barbara Fredrickson)教授が一般向けに書き下ろした本が、「Positivityポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則」だ。

以前の記事(The Happiness Advantage(幸福優位の法則)を学ぼう!: ライフサイエンス英語を学ぼう)で紹介したショーン・エイカーも「幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論」の中で、バーバラ・フレドリクソン教授の研究を詳しく紹介している。

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