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2013年6月12日 (水)

「LSD英語共起表現」活用法1(概略を掴む:動詞)

以前の記事(ライフサイエンス辞書は、英語論文執筆の必須アイテム!: ライフサイエンス英語を学ぼう)で述べたように、ライフサイエンス辞書(LSD)の「英語共起表現検索」を使えば、論文に使う単語の用法を調べることができる。

英語共起表現とは、ある単語の前後にどのような単語が使われるかということである。ライフサイエンス辞書が提供する「英語共起表現検索」は、生命科学分野の論文での共起表現を知る上でたいへん有用なツールである。

そこで今回から、その活用法について詳しくご紹介する予定である。

 

 

1回目は、概略を掴むということをテーマにしたい。

実は、ライフサイエンス辞書では様々な検索オプションが用意されている。通常の英和・和英検索ではあまり必要ないので、その設定画面は隠されているが、「英語共起表現」の検索について言えば、初期設定のまま使うのはあまりお勧めではない。

初期設定は、「英語共起表現」がどのようなものであるかを知ってもらうための設定である。実際に、有用な情報を得ようと思ったら様々な工夫が必要だ。オプションを選択するためには、まず、「オプション表示/非表示」をクリックして、オプションを表示させることが必要だ(下図)。

2_2

 

Photo_2

今回のテーマである「概略を掴む」ためには、全体をパッと眺めることが必要である。そこで、上図のオプションの「検索結果を最大 行表示する」から、50を選択して検索する。

 

そうすると、次の様な結果が得られる。

Associate501_2

 

初期設定は「直後の単語でソート」であるが、様々な角度から検討するために逆のパターンも確認した方がよい。

直前の単語でソート」を選択して再検索するか、「1語前でソート」をクリックして再表示させる。

Associate502

 

例えば、上記のようにassociateを検索してみると、以下のことが分かる。

(1) 直後にwithを伴う用例が非常に多い(33例/50例)。

(2) 他動詞受動態(be associated)の用例が非常に多い(21例/50例)。

(3) 他動詞能動態の用例はないが、自動詞の用例(associate(s) with)が5つある(5例/50例)。

(4) 他動詞受動態および自動詞の後には、必ずwithが続く(29例/29例)。

(5) 名詞+associated withの形容詞的用例もある(7例/50例)。

(6) HIV-associatedなどのハイフォン付きの形容詞的連語表現(〜と結合した/〜と関連した)も多い(13例/50例)。

(7) ハイフォンが付かない形容詞的用法の過去分詞+名詞の用例もある(3例/50例)

 

このように50例に限定すれば、associateの使い方について全体の傾向を短時間に理解することができる。

 

 

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